蝶々夫人ハイライト
2006.11.19 東京文化会館
日本の長崎を舞台にしたプッチーニの傑作オペラ。
アメリカ海軍中尉のピンカートンは日本の芸者である蝶々さんと結婚しようとしているのだが、領事のシャープレスは本気なのかどうかピンカートンに問いかける。
ピンカートンは「これが恋か戯れか分からないが、彼女は舞い踊る蝶のように美しい。だが本当の妻はアメリカで作るのさ。」と言い放つ。
シャープレスは「彼女は本気なのだ。彼女を苦しませるようなマネはしないでくれ。」と忠告する。
ピンカートンはいたたまれなくなり、三年前と変わらず美しさを保った家と蝶々さんの純潔に別れを告げ、自分の卑怯な振る舞いを恥じて、蝶々さんと顔を合わせられずにその場を去る。
アンドレア・シェニエ 全幕
2006.5.13 みなとみらいホール
伯爵家の令嬢マッダレーナは シェニエに詩を詠ませようと試み、シェニエをからかうことを思いつく。
シェニエが「愛」という言葉を使うかどうか友達と賭けをし、シェニエの口から「愛」という言葉を引き出してしまう。
「愛」という言葉で笑いものにされ、傷つけられたシェニエは、ここでアリア『ある日青空を眺めて』を歌い、愛という言葉の深遠な豊かさにについて語る。マッダレーナはその思想に満ちた美しい詩に深い感銘を受ける。テノール至難のアリアの一つ。
フランス革命下、革命政府から追われる立場となったマッダレーナと危険人物と目されるシェニエ。二人は危険を承知で夜のパリで再会を果たす。貴族から没落したマッダレーナにはもはや頼る人物は愛するシェニエしかなく、シェニエもそれに感激し、死が二人を分かつまでの愛を誓う。
人民裁判が行われ、引き立てられた被告に民衆は次々と死刑を宣告する。やがてシェニエの番になり、弁明として彼は祖国への愛を歌い、ジェラールも彼の弁護をするが、結局は死刑を宣告されてしまう。悲鳴を上げるマッダレーナと快哉を叫ぶ民衆。
フランス革命は「革命の申し子」と言われた詩人を奇しくも殺してしまうこととなり、世は混迷を深めていく。
革命政府に死刑を言い渡され、夜明けに処刑を控えたシェニエ。「私はもうすぐ、大空へと消えていく・・・詩の女神よ!死に行く男の魂を代償として、最後の詩情をお与え下さい!」と祈りを込めて辞世の詩を詠む。
マッダレーナは愛するシェニエと共に死にたいと願い、処刑を目前に控えたシェニエのもとへ訪れる。マッダレーナは他の死刑囚の身代わりとなって、処刑されることとなり、二人は愛の二重唱を歌う。やがて朝日が差し込み、二人の名前が呼ばれ、二人は誇らしげに断頭台へと向かっていく。
順次UPしていきますので、しばらくお待ち下さい。